近江八幡の地で千年の昔より受け継がれてきた“松明”

近江八幡市には、古くから伝わる祭りが数多く残っています。華麗な踊りや勇壮な火祭りなど一年を通じて華やかに繰り広げられる祭事は、まちに人に季節を知らせ、伝承の大切さを教えてくれます。
毎年3月から5月にかけて、市内各集落あわせて大小200基を超える松明が結われ、奉火されます。これらは「近江八幡の火祭り」として、国選択の無形文化財になっています。
その由緒について詳しくはわかっていません。一説によると、今から1500年以上前、西暦275年、近江に行幸した応神天皇が日牟禮八幡宮へ参詣するにあたって、琵琶湖岸に位置する南津田の7軒の家の者がヨシで松明を作り、火をともして天皇を道案内したと伝わっており、これが始まりではないかとされています。
松明は、ヨシと菜種ガラを主な材料として作られ、なかには10mにもおよぶ大きさのものもあります。形や扱いもさまざまで、火を点けながら手で振りかざす「振り松明」や引きずりながら持ち込む「舟松明(曳摺(ひきずり)松明)」、「徳利(とっくり)松明」などがあります。

この図鑑では、近江八幡の各地域に伝わる祭礼や松明の特徴などを紹介します。

松明祭りとは

近江八幡では、伝承された祭りの伝統文化が数多く残っています。華麗な踊りや勇壮な火祭りなど、一年を通じて華やかに繰り広げられる祭りの数々は、町や人に季節を知らせ、伝承の大切さを教えてくれます。 毎年3月から5月にかけて近江八幡市内各地では、大小200基を超える松明を結い、奉火されてきました。千年の歴史をもつ伝統的な火祭り「近江八幡の火祭り」は、国選択の無形民俗文化財になっています。 

国選択無形民俗文化財「近江八幡の火祭り」とは、「左義長まつり」、「八幡まつり」、「篠田の花火」をはじめとする、毎年決まった時期に、近江八幡市内の村や郷、町内など特定の地域集団で行う火を用いる行事を総称するものです。 

「左義長まつり」、「八幡まつり」、「篠田の花火」については「近江八幡の火まつり」の三大祭と総称されており、それらの詳細については近江八幡市のホームページ(外部リンク)や近江八幡観光物産協会のホームページ(外部リンク)でもご確認いただけます。 

左義長祭り(近江八幡市ご紹介ページ)

八幡祭り(近江八幡市ご紹介ページ)

篠田の花火(近江八幡市ご紹介ページ)

近江八幡観光物産協会ご紹介ページ

松明について

松明の各部名称