佐波江町(佐波江(稲荷)神社)

 
 

松明の特徴

本来、菜種ガラで作っていたが不足しているため稲の藁を中の方に使っている。芯棒には長さ五~六間(約10m)の杉や松を用いる。芯棒は燃やさず残しておき毎年使うため真っ黒になっている。
あらかじめ堀につけておいた芯棒に束にした藁を巻き縄で縛る。縄は2本の縄をよって一本にして強度を増す。藁は松明の下から順に三層にわたって巻き付けていく(本来は菜種ガラを用いる)。上まで巻き上がるとクレーンで松明を立て菜種ガラ(株の根元を切り縄で編んだもの)を下から順に巻いていく、途中まで巻くと松明を一度倒し順に巻いていく。
次に上の丸い「笠」を作る。骨組みは青竹を適当な長さに切って四つ割りにし円形にする。曲げやすいように水路に浸けておいたヨシを縄で編み松明の先につけて根元をしばる。ヨシを折り曲げて開き円形にし青竹の輪の骨組みを固定して笠を作る。また、菜種ガラを笠の外側の縁につけて飾り付ける。笹のついた青竹を松明の側面につけ、笠の上に笹の先が出るようにし笠の中央に御幣をさす。(笹の出ているほうが正面)

基本情報

神社名 佐波江(稲荷)神社
松明の名称・種類・本数 笠松明1基
昔は集落の東(一番組or一組)・中(二番組or二組)・西(三番組or三組)からそれぞれ一基
祭礼名 稲荷神社の祭礼
場所(住所) 近江八幡市佐波江町
日時 4月24日(宵宮)・25日(本日)近年は一番近い土・日曜日
地域の概要 日野川の最下流、琵琶湖の湖岸にあり、市のもっとも西部に位置し、松明祭りの西限でもある。近世の新田開発によって開かれた村で、江頭の人が地主になっていることから、江頭や小田神社の松明と形態が似ているとされる。